販促レポート：できる人ほど実践中、同僚や上司に上手く仕事を頼む方法とは 【販促ノベルティ卸売りセンター】

お存知ですか？できるビジネスマンほど、他人に仕事を頼むのが上手いということを。もしもあなたが、「仕事が多過ぎて終わらない・・・」とお嘆きなら、思い切って同僚や上司に仕事を頼んじゃいましょう。今回は、上手に「仕事を頼む方法」をご紹介します。

人に仕事を頼むことは、悪いことではありません


人に仕事を頼むことを遠慮してしまう人も少なくないと思います。「相手に迷惑をかけたくないから」「自分が引き受けた仕事だから、最後まで責任をもって解決しないと」とつい頑張ってしまいます。

しかし、会社という組織の中で働く以上、自分だけで仕事を完結させることができないこともあるのだから、ときには同僚や上司に頼る必要もあるのです。むしろ、誰にも頼らずに自滅してトラブルを引き起こす方が迷惑をかけてしまいます。しかも、身近な部署のメンバーだけでなく事業部ひいては会社全体に迷惑をかけてしまうことになりかねません。

人に仕事を頼むことは悪いことではありません。仕事の頼み方によっては、相手の精神的な充足感を高め、幸せにする行為でもあります。というのも、人間は誰かを助けることができた、誰かの役に立ったと思うと、「自分は必要とされている」と自己重要感が高まるからです。よく、熱心にアドバイスを求める後輩がかわいくなると聞くように、人は頼りにされるとその人の面倒を見てあげたくなるものです。

人に仕事を頼むという行動には、ネガティブなイメージがつきまといますが、「頼んだ方は負担が減る」「頼まれた方は自己重要感が高まる」というように、実はお互いがハッピーになれる行動なのです。


人に仕事を頼むのが苦手だと生じるデメリットとは


とはいえ、なかなか上手く人に仕事を頼むことって難しいですね。では、人に仕事を頼むことが苦手だった場合、どのようなデメリットが生じるのでしょうか。

常に忙しい状態が続き、仕事のパフォーマンスが悪くなる
人に仕事を頼むことが苦手なため、全て自分で仕事を抱え込んでしまい、結果的に仕事が過剰に集中してしまいます。そして常に忙しく余裕のない状態となります。結果的に、仕事のパフォーマンスも低下して、上司からの評価も下がってしまうでしょう。

「何でもこなせてしまう人」と誤解され、どんどん孤立していく
人に頼まずに全て自分でこなしていけばスキルは上がるかもしれませんが、周囲からは「なんでもできる人」と過剰な期待がかかり、助けてもらう機会はどんどん少なくなります。むしろ、仕事を頼まれることばかりが増えて、悪循環に陥ってしまいます。

替えがきかなくなり、休みを取りづらくなる
日常的に人に仕事を頼んでいないと、自分だけが把握している仕事の数が多くなります。確かに、その方が替えのきかない存在になって会社からは重宝されますが、いざという体調不良や病気の際にも休みにくくなり、常に稼働せざるを得ない状況に置かれてしまうでしょう。


上手く仕事を頼む上で欠かせない5つのポイント


ここまで、仕事を頼むのに苦手意識があると様々なデメリットにさらされることについてお伝えしました。では実際に、上手く仕事を頼むにはどうすれば良いのでしょうか。以下にて5つのポイントでまとめました。

1.日頃から周囲の人とコミュニケーションをとる
仕事を頼むには、相手との信頼関係なくして始まりません。日ごろから周囲の人に挨拶や雑談など積極的に声掛けしていきましょう。また、日ごろからアドバイスを求める、相談に乗ってもらうなどすれば、さらに仕事を頼みやすい空気を作ることができるでしょう。

2.丸投げするのではなく、相談ベースで頼む
「仕事を頼む＝丸投げ」と誤解や警戒されがちなので、仕事を頼む際には、まずは軽く「相談」の形から入りましょう。相談から話を持ちかけた方が相手から断られるケースも少なく、引き受けてくれる可能性が高まります。

3.率先して周りの人の仕事を手伝う
日頃から周囲の人の仕事を手伝っている方が、いざというときに自分の仕事も手伝ってくれるでしょう。手伝うというのは、「書類をコピーする」「営業資料を印刷する」といったささいなことでも構いません。まず率先して協力することが重要です。

4.頼みたい内容を簡潔に伝える
頼むということに引け目を感じると、つい頼みたい内容をあいまいに伝えがちです。しかし、それでは伝わりません。相手に手伝ってもらいたい内容を簡潔にズバッと伝えましょう。また、「あなたでなければならない理由」などを伝えると、より相手に明確に伝わるでしょう。

5.押しつけない、断る余地を含んだ頼み方をする
仕事が多すぎてどうしてもやってもらいたいという気持ちはわかりますが、相手にも都合があります。逸って自分の気持ちばかり押し付けては引き受けてくれないでしょう。「お願い！」と頼み込むのではなく、「この仕事していただく時間ありますか？」と相手の断る余地を含んだ頼み方にしましょう。


いかがでしたでしょうか。
仕事を頼むことは悪いことではなく、お互いをハッピーにする行動です。とはいえ、仕事を頼む上では、相手を尊重し、感謝することが必要不可欠です。その気持ちを忘れてはいけません。ぜひ、参考にしてみてください。


＜ライタープロフィール＞

担当ライター：ryusuke
大手広告代理店にて、顧客である百貨店や出版社のリスティング広告運用を担当。その後独立、広告代理店で培ったSEOやデータ分析の知見を活かし、個人メディアを運営する傍らフリーのWebライターとして活動中。執筆テーマは、グルメ関連やビジネス関連など、その他様々な分野のコラムや解説を得意とします。
公式ブログ
公式フェイスブック

販促レポートは、特集記事や販売促進コラム、オフィスでの問題解決など、皆さんのビジネスに少しでも役立つ情報をお届け。編集長の弊社代表と様々な分野で活躍する若手ライター陣によって、2008年より地道に運営されております。